AXIORYではFXだけでなく、金や原油などのコモディティ銘柄も充実していますが、金の取引条件はFXと同じなのでしょうか?
また、金ならではの特徴や注意すべき点はあるのでしょうか?
本記事では、Axioryのゴールドの基礎知識(取引する際の注意点など)について解説します。
AXIORYは、独自の取引プラットフォームを持つ人気の国際取引所です。
今回は、AXIORYの金についてわかりやすく解説します。
Axioryのゴールドの基礎的な知識について
AxioryとGoldの相性を説明する前に、まずはそれぞれの特徴について見ていきましょう。まず、AxioryのGoldの特徴について説明します。
ボラティリティが高く一方向に伸び続ける傾向がある
Axioryのゴールドは、ボラティリティーが高いです。
どのくらいかというと、毎日雇用統計がある様な感じです。
そのため、少額から一気に資金を増やすことも夢ではありません。
CFDの一種である
Axiory Goldは、CFDに分類されます。
CFDとは「差金決済取引」のことで、現物を売買するのではなく、売買した銘柄の金額の差分のみを決済することを意味します。
AxioryのCFDには、以下の種類もあります。
- 現物株式/ETF
- 株式/株価指数のCFD
- エネルギーと貴金属
Axioryの金は「エネルギーと貴金属」カテゴリーに含まれます。
CFDには様々な種類がありますので、ゴールド以外を試してみるのもいいかもしれません。
最近、ゴールドはあまり上がっていない印象があります。
どうなるかはわかりませんが、「ロングして放置」ではなく、「システムトレード」をおすすめします。
スプレッドは他の業者より狭い
Axioryにはスタンダード口座とナノスプレッド口座があります。
ナノスプレッド口座の方がスプレッドが狭いのですが、手数料(往復6ドル)もかかります。
しかしながら、全体のコストはナノスプレッド口座の方が低くなっています。
そのため、どちらの口座にするか迷った場合は、ナノスプレッド口座をおすすめします。
以下、Axioryのスプレッドです。
また、Axioryのスプレッドに関しての詳しい内容はAXIORY(アキシオリー)のスプレッドはどれぐらい?各口座のスプレッドを比較を読んでおいてください。
通貨ペア | スタンダード口座 | ナノスプレッド口座 |
USD/JPY | 1.8 | 0.8 |
EUR/USD | 2.4 | 1.4 |
GBP/JPY | 3.9 | 2.9 |
GBP/AUD | 25.5 | 21.3 |
約定力もトップクラス
Axioryの約定能力は99.98%と非常に高いです。
AxioryでGoldを取引する際の注意点
AxioryのGoldは最大レバレッジが100倍です。
また、AxioryのGoldは最大100倍のスプレッドがあります。
Axioryは、以下のように投資先によってレバレッジが異なります。
名称 | 最大レバレッジ |
FX | 400倍 |
株価指数 | 50倍~100倍 |
貴金属(ゴールド他) | 20倍~100倍 |
エネルギー | 20倍 |
例えば、FXの通貨ペアの場合、最大レバレッジは400倍ですが、貴金属の場合、レバレッジは100倍まで下がります。
XMやGemForexなど他の最大レバレッジのオプションと比較すると、Axioryの最大レバレッジは低めですので、少額からのハイレバレッジ取引には不向きです。
Axioryゴールドの取引条件
FXトレーダーであれば、FXの株取引に慣れている方も多いのではないでしょうか?
一方で、ゴールドは為替FXと似ている部分も多いのですが、異なる部分も見受けられます。
ここでは、Axiory Goldのスプレッドやスワップポイントなどの取引条件について説明します。
Axioryゴールドのシンボル
Axioryのゴールドのシンボルは、すべての口座タイプで「XAUUSD」です。
シンボルは。MT4とMT5に表示される銘柄名で、ゴールドの取引はMT4、MT5、または他の取引ツールでXAUUSDチャートを見ることによって行われます。
平均スプレッド
Axioryのゴールドの平均スプレッドは、口座の種類によって異なり、以下の通りです。
平均スプレッド
|
取引手数料 | |
スタンダード口座
|
4.1pips | なし |
ナノ口座・テラ口座
|
2.2pips |
1ロットあたり往復6ドル(=0.6pips相当)
|
ナノ口座/テラ口座の平均スプレッドは比較的狭く、スタンダード口座の平均スプレッドはやや広くなっています。
スワップポイント
金取引は、他のFX通貨ペアと同様、ロールオーバー時にスワップポイントが発生します。
以下は、2022年9月12日時点で1ロット取引した場合の1日分の日本円換算スワップポイントです。
比較のため、同じ条件での主要FX通貨ペアのスワップポイントも示しています。
買い | 売り | |
XAUUSD | -2,135円 | 1,082円 |
USDJPY | 654円 | -1,268円 |
GBPUSD | -945円 | -242円 |
EURUSD | -1,321円 | 670円 |
金の取引では、ショートはプラスのスワップ、ロングは約2倍のマイナススワップが得られます。
こちらの構造は、本記事で比較した主要通貨ペアのほとんどで同様であります。
しかしながら、ゴールドのボラティリティーはFXよりも高く、スワップポイントも変動しやすいです。
また、ゴールドはFXと同様、毎週水曜日にスワップポイントが3倍になる日があることも注目すべき点です。
Axioryのゴールドの取引時間
Axioryのゴールドの取引時間は、以下の通りになります。
サーバー時間 | 日本時間 | |
月曜日〜金曜日
|
1:00〜24:00 |
8:00〜翌朝7:00(夏時間は7:00〜翌朝6:00)
|
土曜日・日曜日
|
取引は不可 | 取引は不可 |
1ピップあたりの利益と損失
Axioryのゴールドを取引する場合、1pipの変動で発生する損益は、以下のように計算できます。
契約サイズ×取引ロット数×1pipの変動の桁数×USD/JPYのレート= 1pipsの利益または損失
Axioryのゴールドの契約サイズは1ロット=100オンス、1pipの変動数は0.1なので、1ロットの取引で1pipの損益は以下のように計算されます。(1ドル=130円として計算)。
100(約定サイズ)×1(取引ロット数)×0.1(1pipの変動桁数)×130(ドル円レート)=1,300円(利益/損失)= 1,300円(1pipの利益/損失)
こちらの計算をもとに、各取引ロットの1pipあたりの損益表を作ると、以下のようになります。
取引ロット数 |
1pipsあたりの損益
|
0.01ロット | 13円 |
0.1ロット | 130円 |
1ロット | 1,300円 |
10ロット | 1万3,000円 |
100ロット | 13万円 |
1,000ロット | 130万円 |
表からわかるように、金取引における1pipあたりの損益は、ユーロドルやポンドドルなど、決済通貨が米ドルのFX通貨ペアの1pipあたりの損益と同じです。
したがって、金もFXと同じように取引できますが、金の値動きはFXの約1.5倍から2倍と大きいので、取引の際にはロットサイズを慎重に設定することが望まれます。
必要な証拠金
Axioryでの金取引に必要な証拠金は、以下のように計算できます。
契約サイズ×ロット×市場価格×USD/JPYレート/レバレッジ= 必要な証拠金
レバレッジは、計算項目に含まれていますが、Axioryの金取引は口座レバレッジではなく、銘柄ごとのレバレッジが基本となっており、最大100倍となっています。
そちらを踏まえて、最小0.01ロットの取引に必要な証拠金は以下のように計算されます(XAUUSDのレートが1800、USD/JPYのレートが130円と仮定します)。
100(約定サイズ)×0.01(ロット)×1800(市場価格)×130(ドル円レート)÷100(レバレッジ)= 2,340円(必要証拠金)
こちらの計算をもとに、取引するロットごとに必要な証拠金を計算すると、下の表のようになります。
取引ロット数 | 必要証拠金 |
0.01ロット | 2,340円 |
0.1ロット | 2万3,400円 |
1ロット | 23万4,000円 |
10ロット | 234万円 |
100ロット | 2,340万円 |
1,000ロット | 2億3,400万円 |
レバレッジがそれほど高くないため、必要な証拠金も高くなります。
Axioryは公式サイトで「取引計算シミュレーター」を提供しており、pipsあたりの損益や必要な証拠金などを簡単に計算することができます。
取引可能なロット数
Axioryの金取引におけるロット数は、以下の通りです。
最小ロット | 最大ロット | |
スタンダード口座・ナノ口座・テラ口座
|
0.01ロット | 1,000ロット |
最小ロットは0.01ロット、最大ロットは1000ロットで、0.01ロット単位で取引ロット数を設定することができます。AxioryのFX取引と同じ条件で取引できます。
人気度 | |
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